訃 報
茂木 俊彦(もぎ としひこ)さん
全国障害者問題研究会顧問(第23期〜36期全国委員長)
2015年9月25日、16時24分、肺がんのため死去されました。
1942年群馬県生まれ、72歳。
東京大学教育学部教育心理学科、同大学院で学び、専門は発達心理学、障害児教育学。
広島大学、立正大学、東京都立大学、桜美林大学に勤務し、第11代東京都立大学総長。
全国障害者問題研究会全国委員長(第23期〜36期)、民主教育研究所代表運営委員などを歴任しました。
葬儀は家族葬で行われ、
2015年11月29日、お別れの会が、民主教育研究所・全国障害者問題研究会・全日本教職員組合
の呼びかけで東京で行われました。
主な著書など
『障害児保育論』 (1975) さ・さ・ら書房
『障害児保育入門』編著(1980)全国障害者問題研究会出版部
『障害児の発達と保育』 (1982) 青木書店
『教育実践に共感と科学を』(1984)全国障害者問題研究会出版部
『障害児を育てる』 (1984) 大月書店
『障害児の発達と子育て』(1987)全国障害者問題研究会出版部
『障害児と教育』 (1990) 岩波新書
『ノーマライゼーションと障害児教育』(1994)全国障害者問題研究会出版部
『新・障害児教育入門−気になる行動・障害をどう理解するか』 (1995) 旬報社
『統合保育で障害児は育つか−発達保障の実践と制度を考える』 (1997) 大月書店
『講座発達保障2 障害児心理学』編著(1998)全国障害者問題研究会出版部
『親と先生の共同ですすめる障害児の子育て』(2001)全国障害者問題研究会出版部
『受容と指導の保育論』(2003)ひとなる書房
『障害は個性か−新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって』 (2003) 大月書店
『発達保障を学ぶ』 (2004) 全国障害者問題研究会出版部
『都立大学に何が起きたのか 総長の2年間』(2005) 岩波ブックレット
『障害児教育を考える』 (2007) 岩波新書