みんなのねがい
2019年10月号

10月号表紙
表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=ガーナ、アシャンティ州の村に暮らすアマさん、16歳。
貧困家庭に生まれた彼女は、幼い頃から各地を転々としながら、カカオ畑などで過酷な労働をさせられてきた。
日本のNPO法人ACEの支援につながるまで、一度も学校に通ったことがなかった。
 アマさんはその後、読み書きさえまったく知らないまま、小学校5年生のクラスに編入することになった。
馴染みのない難解な授業にも努力を重ねた。
たった1年留年したのみで順調に進級し、看護師になろうと勉強を続けている。
一緒に暮らす親戚の男の子は、「アマさんから、諦めない強さを学んだ」と語る。


特集=きらい キライ 嫌〜い!

むしばいきんやっつけたよ/関川直美(広島)
リュックなんかきらい/赤松摂子(愛知)
「嫌い」な歯科受診に向き合って/橋智美(宮城)
嫌いでもいいんだよ。先生も嫌いなもんあるし!/松本将孝(大阪・特別支援学校)
「きらい」から始まる、はじめの一歩/深田智子(山梨・いづみ園)
子どもの「嫌い」をどう考えるか −嫌いなものはだれにでもある 少しずつ慣れていこう
/長瀬美子(大阪大谷大学)
いまを見つめて/太田愛(脚本家)「憲法改正草案にみられる危険性」 
よりあってつむぐ 発達をゆたかに 第7回/川地亜弥子(神戸大学) 
グラビア  叩け踊れ!/写真・文 木下浩一
京都・よさのうみ福祉会の実践  働く 生きる 私らしく fromよさのうみ
第1回 仲間の変化をみつめて
/寺内大輔(障害者福祉センター夢織りの郷、多機能型事業所つむぎ)

わたしの教材 どきどき・ワクワク 友だち同士で感じ合う大型教材
/千葉聖樹(東京・特別支援学校)

被災地のいま 福島・二本松市 橋本由利子(NPO法人コーヒータイム)

好評連載!

いのち・発達を保障するということ 障害の重い子どもたちから学ぶ
 第7回 出生前診断と豊かな社会
 細渕富夫(埼玉大学)
ほそぶち とみお

ゼロから学ぶ障害のある子ども・若者のセクシュアリティ
 第7回 セックスのはなし
 伊藤修毅(日本福祉大学)
いとう なおき 

世相を斬る! いのちに優劣はあるのか<7>/斎藤貴男(ジャーナリスト)

ニュースナビ 子どもが楽しく通う放課後の場を/中村尚子(発達保障研究センター)  
人として 罪を犯した人たちを支援し続けて/岸恵子(千葉県地域生活定着支援センター)   
生きる 第3回 障大協での運動/大林正孝(別府市)

この子と歩む/田中こずえ(新潟・燕市)

隠岐の島だより/嗚呼 青春の大研究/みんなのひろば ほか

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編集 全国障害者問題研究会
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