みんなのねがい
2020年8月号
表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=岩手県岩泉町、なかほら牧場。
ここは山に牛を放つ「山地酪農」が実践されている牧場だ。
単に放牧をするというだけではなく、牛が本来の姿のまま、自然に過ごせることにこだわり、
エサは山の野シバや山草、妊娠や出産も牛まかせだ。
牛乳をしぼる量も、牛の体に負担のかからない量を保っている。
こうしたとりくみを重ね、なかほら牧場は日本で初めてアニマル・ウエルフェア認証を受けた。
牧場主である中洞正さんの周りには、牛たちが人懐っこく集まってくる。
自然を利用するのではなく、自然と共に生きることを、私はここで学ばせてもらった。
特集=不寛容な社会を乗り越える <インタビュー>選ばれるいのちはない/藤井克徳(JD代表・きょうされん専務理事) 子どもの世界、奇跡の時間/田中真介(京都大学) 淳ちゃんが教えてくれたこと/小森淳子(岐阜) 命とコロナとヘルパーと/鷲見俊雄(宮城) 生きにくさを抱える当事者から/大橋伸和(北海道) ワクチン被害者の救済を願って/栗原敦(MMR被害児を救援する会) 500gで生まれて、いま、一人で生きて/内田美恵子(埼玉医科大学総合医療センター) ”生きる喜び”を地域に発信したい/清眞司郎(大阪・きらら) 軽んじられるいのちと暮らし/中山英和(障害者生活支援センター) 【インタビュー】 いま、あなたに伝えたい 第1回 できることからはじめる/室井佑月(作家) 子育ては誰でも“若葉マーク” 第5回 しんどい子育てを支えて トイレなどの生活の悩み /近藤直子(あいち障害者センター) 【グラビア】旅のすすめ/土佐和史 わたしの教材・教具/射場隆(京都) 連載
気づきからはじまる子ども理解 第5回 これまでの自分を崩すとき/土岐邦彦(元岐阜大学) 障害者権利条約の最前線 第5回 合理的配慮の要求主体と教育実践/越野和之(全障研委員長・奈良教育大学 ニュースナビ 障害をもつ人たちと「えん罪事件」/芝崎孝夫(参政権保障連絡会) 人として 子どもたち、家族の最高の伴走者として/有馬夕紀(小児訪問看護師・助産師) この子と歩む/古川美香(岩手) 実践の魅力 原田智史(大分・とんとん) みんなのスポーツ/BOOK/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料79円 編集 全国障害者問題研究会 |