みんなのねがい
2020年11月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=インド中部に位置する、テランガナ州。
頭を圧するような強烈な日差しが降り注ぎ、日中の気温は40℃を優に超える。
綿花畑が広がるのどかな農村での取材の合間、私は汗だくで腰を下ろし、夕方の涼しい風が吹く時間を待っていた。
するとけらけらと楽しげな声が道の向こうから響いてきた。
元気いっぱいの4人組が、仲良くこちらに向かってくるところだった。
手に持った鮮やかな花を、誰に渡そうと思っているのだろう?
「ねえねえ、写真撮って!」とはしゃぐ子どもたちを見ていると、私も暑さを忘れてまた、駆けだしたくなる。
特集=うんうんトイレ うんちが教えてくれること/加藤 篤(日本トイレ研究所) 私とトイレと長〜いお付き合い/澤佐景子(東京支部) したい!気持ちいい!にあふれた生活を/安藤史郎(大阪) Yくんのトイレと成長/岩田絢子(兵庫) いつかできるようになる!/山田有紀(大阪) 自由な生活とトイレ/西村京子(寄宿舎教育研究会) 【インタビュー】 いま、あなたに伝えたい 最終回 どうして人は生まれるの?/室井佑月(作家) 子育ては誰もが“若葉マーク” 第8回 外と家では異なる子どもの顔/近藤直子(あいち障害者センター) 障害のある若者たち 学び・就労・余暇 第7回 ゆっくり自信をつけていくAさんとともに/荒木雄太(愛知・ワークセンターフレンズ星崎) 【グラビア】写真が刻む時 器/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具/櫻井宏明(埼玉) 連載
気づきからはじまる子ども理解 第8回 コミュニケーションの極意/土岐邦彦(元岐阜大学) 障害者権利条約の最前線 第8回 働く権利と人としてふさわしい生活保障 第27条と第28条/赤松英知(きょうされん常務理事) ニュースナビ 「いのちのとりで裁判」は何をめざしているか −名古屋地裁判決の根本的誤り/尾藤廣喜(生活保護問題対策全国会議代表幹事・弁護士) 人として 思いはつながり、受け継がれる/村 一浩(こことステップ) この子と歩む/簗瀬桃子(鹿児島) 実践の魅力 つらさに寄り添い、共に歩んだ道/北村恵子(こぴあクラブ) みんなのスポーツ/BOOK/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料79円 編集 全国障害者問題研究会 |