みんなのねがい
2021年2月号

2月号表紙
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=グアテマラの農村部では、性に関する知識を共有する機会が乏しく、
初潮を迎えた女の子たちが「出血していることがばれないように」と登校を控えたり、学校を辞めてしまったりすることが問題となってきた。
バハベラパス県プルラ中心地から車をさらに2時間走らせた山奥の学校では近年、
国際NGO「プラン・インターナショナル」の支援を受け、女の子たちが通いやすいよう、
男女別のトイレを作るなどのハード面での環境改善が進められてきた。
同時に、ワークショップを通しての性教育など、エンパワーメントのための試みが広がっている


特集=ねがいをつなぐ ~引き継で大切にしたいこと
就学への引き継ぎ 子どもを真ん中に関係者や保護者をつなぐ引き継ぎを
/中山富喜子(山梨・児童発達支援センターひまわり)
学校から社会への引き継ぎ 教育から引き継がれ、福祉へ引き継ぐ
/西園健三(鹿児島・ユーススコラ鹿児島)
暮らしをつなぐ 人生を受けとめ、一緒に考えていくスタートライン
/佐藤さと子(愛知・ゆたか希望の家)
島に広がれ「人情の輪」「結びつきの輪」/野津保(元島根県立隠岐養護学校)
ともに揺れながらねがいをつなぐしごと/河合隆平(東京都立大学)

【インタビュー】 いま、あなたに伝えたい
第3回 子どもたちの人権、生活が大切にされるために/仁藤夢乃(Colabo代表)


子育ては誰もが“若葉マーク”
第11回 障害がある母の子育て/近藤直子(あいち障害者センター)


障害のある若者たち 学び・就労・余暇
第10回 「かめっこくらぶ」から生まれた余暇サークル/渡邊紀子(全障研宮城支部)

【グラビア】赤子/吉田亮人(写真家)

わたしの教材・教具 楽しく量のイメージをつくる『数学じゃんけん』/小倉義昭(滋賀・支援学校)

連載

出会いはタカラモノ 子どもから教えられたことばかり
第11回 大切に思える日々をつむぐ
/佐藤比呂二(特別支援学校)
■

高齢期を迎えた障害者と家族 老いる権利の確立をめざして
第11回 老いる権利と看取る権利① 高齢期の生活問題の諸相
/田中智子(佛教大学)
 

気づきからはじまる子ども理解
第11回 ひとりではないけれど、ひとり/土岐邦彦(元岐阜大学)

障害者権利条約の最前線
第11回 人権水準の評価と向上に向けて/中村尚子(全障研副委員長)

ニュースナビ 学校休校に伴う障害児・家族の状況調査と行政交渉-大阪のとりくみ
/卜部秀二(大阪障害児・者を守る会事務局長)

人として 「真心」のある場所を願って/服部 剛(詩人)

この子と歩む/龍見実和子(静岡)

実践の魅力 できるところから性と生の授業を/矢根津友樹(東京・中学校知的障害児学級)

みんなのスポーツ/BOOK/みんなのひろば ほか

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編集 全国障害者問題研究会
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