みんなのねがい
2021年4月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県大槌町。
臼沢(旧姓:釜石)望鈴さんは当時まだ、中学2年生でした。
2019年3月10日、望鈴さんに元気な男の子が生まれました。赤ちゃんには日和太(ひなた)くん、と名付けました。
「ひなたぼっこをするぽかぽかした日だまりのような、温かい子になってほしい」。そんな願いを名前に込めたのだそうです。
大槌町では防潮堤の建設やかさ上げ工事が進められてきましたが、復興の道のりはまだ先の長いものです。
大槌町で暮らす一人として、そして母として、望鈴さんの歩みも続きます。
特集=子どもに学ぶ発達のこと 子どもの心とふれあう時間/松本春野(絵本作家) 自分づくりを豊かにする発達的な視点/山本翔太(和歌山・つくしんぼ園) のびのび…笑顔で!/北川道子(滋賀) 人とのかかわりのなかで、自分を見つめ一歩をふみ出す子どもたち /末田五十鈴(愛媛・朝日保育園) 発達を学ぶことの意味/寺川志奈子(鳥取大学) 【インタビュー】伝えること、生きること 第1回 対話がつなぐ希望/坂上 香(ドキュメンタリー映画監督) わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団 第1回 連載にあたって/小渕隆司(北海道教育大学) 災禍をこえて 第1回 サポートハウス わにの家の日々/伊藤多美恵(神奈川 日中一時支援事業所) 【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具 図工を教える 図工で教える/松尾正子(奈良・盲学校) 連載
基礎から学ぶ 障害と医療 第1回 てんかんの基礎知識①/高野知行(びわこ学園医療福祉センター野洲) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン 乳幼児健診を発達と基本的人権がつながる防波堤に(上)/中村隆一(人間発達研究所所長) ニュースナビ 2021年度障害福祉サービス報酬改定 /中村尚子(障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会副代表) 人として 人生を豊かにする暮らし/石原繁野(元あざみ寮施設長) この子と歩む/石井 繁雄(茨城・守谷市) 実践の魅力 「まねっこ」から広がる世界 「好き」を一緒に見つけよう /仁村菜月子(滋賀・養護学校) サークル・読者会だより、みんなのひろば、島の風、BOOK、裏表紙=私のタカラモノ ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価 715円(本体650円+税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |