みんなのねがい
2021年5月号

5月号表紙
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=2018年春、およそ8年ぶりに訪れたシリアの北部の街は、つかの間の春を迎えていた。
農村の小道を歩いていると、広場で遊ぶ子どもたちの弾むような声が響いてくる。
集落の傍には大規模な避難民キャンプがあり、破壊の爪痕が色濃く残っている村の姿も目にする。
「シリアは〝内戦〟ではありません。これは戦争であり、攻撃されているのは市民です」と、
この国から難民として逃れた女性が語ってくれたことがあった。
戦争が始まって10年。
人権が守られる社会を求め行動を起こしてきた人々を孤立させないよう、日本からも声を届けていきたい。


特集=実践で大切にしたい発達の視点

【漫画】おもいのすれちがい/しぶやまりこ
“ヤリマセン”から“ワタシガヤリマス!”/藤田知子(愛知・南部地域療育センターそよ風)
もう、心を置いてけぼりにはしない/岡田徹也(特別支援学校小学部)
自分を信じる気持ちをたしかなものに/島 由佳(特別支援学校高等部)
好きなことにとことんとりくむことを支援する/小林玲子(埼玉・川越いもの子作業所)
4つの実践に学ぶ発達の視点と深めたいこと/児嶋芳郎(立正大学)

【インタビュー】伝えること、生きること
第2回 言葉のちから/坂上 香(ドキュメンタリー映画監督)


わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団 
第2回 「みている」とはどういうこと?/小渕隆司(北海道教育大学)

災禍をこえて
第2回 新型コロナ禍で改めて生活支援を問い直す/原田 徹(大阪・ライフサポート協会)

【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家)

わたしの教材・教具 図工を教える 図工で教える2/松尾正子(奈良・盲学校)

連載

ねがいひろがる 教育実践
第2回 一人ひとりの姿、思いを深く想像して
/川地亜弥子(神戸大学)
かわじ あやこ

人とつむぎ、織りなす日々のなかで 高齢期の発達
第2回 大人の仲間になりました
/張 貞京(京都文教短期大学)
ちゃん ちょんきょん 

基礎から学ぶ 障害と医療 
第2回 てんかんの基礎知識②/高野知行(びわこ学園医療福祉センター野洲)

発達保障インタビュー バトンゾ→ン
乳幼児健診を発達と基本的人権がつながる防波堤に②/中村隆一(人間発達研究所)

ニュースナビ JR無人化反対訴訟と支援する会の結成 /小針明日香(編集部)

人として みんなの心に届くもの♪/中川ひろたか

この子と歩む/磯部裕子(東京・府中市)

実践の魅力 劇遊びで広がる子どもの世界/郡 奈美(大阪・放課後等デイサービスAnge)

サークル・読者会だより、みんなのひろば、島の風、BOOK、裏表紙=私のタカラモノ

ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください

本誌購読について
 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます)
 ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください
  送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。
定価 715円(本体650円+税65円)
編集 全国障害者問題研究会
みんなのねがいバックナンバーへ

 「みんなのねがい」TOPに戻る