みんなのねがい
2021年12月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=外国人の人権問題などに取り組んできた駒井知会弁護士は、
入管収容施設に通い、収容されている人々の声に現場で正面から向き合い続けている。
名古屋入管で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんのご遺族の代理人も務め、真相を明らかにすべく奔走する。
国際法違反の状態が指摘される収容の実態を前に、駒井さんは実感を込めて、こう語る。
「困難な立場にある方々を人間扱いしない国と社会は、実は誰も人間扱いしていないのだと思います。
自分がいつか困難な立場に陥って初めて気がつくような社会では、あまりにも悲しいのではないでしょうか」
特集=通級指導の実践と展望 【座談会】子どもを丸ごと受けとめ、子どもが成長する通級教室 クラスと同じくらい大事な通級の仲間/桜井 梓(大坂・小学校) 大人になりゆく中学生との学び/中村 章(東京・中学校) わたしと教室/齊藤楠太郎(中学2年) 必要とするすべての子どもに行き届いた通級指導を/越野和之(奈良教育大学) 【インタビュー】伝えること、生きること/永井 愛(劇作家・演出家) わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団 第9回 「偶然」を深める/小渕隆司(北海道教育大学) 災禍をこえて 第9回 災害時に想定外への対応力を/内山智裕(埼玉 けやきの郷) 【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具/羽地知香(沖縄女子短期大学) 連載
基礎から学ぶ 障害と医療 第2回 歯科疾患予防・歯磨きのコツ/小笠原正(松本歯科大学) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン 子どもたちに平和と豊かな保育・療育を(上)/栗栖小枝子(広島 療育センター元職員) ニュースナビ 優生保護法問題は、過去のことではない /松本多仁子(優生保護法被害者とともに歩む兵庫の会事務局) 人として もう聞けない言葉に耳を澄まして /和島 香太郎(映画監督) この子と歩む/倉科美和(川越市) 実践の魅力 /櫻井菜穂(東京・ゆうやけ第二子どもクラブ) 島の風(妹尾豊広) サークル・読者会だより、みんなのひろば、BOOK 裏表紙=私のタカラモノ ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は 注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |