みんなのねがい
2022年3月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=2011年から戦争が続いてきた中東の国、シリア。
北東部は、少数民族であるクルド人の組織が事実上の支配下に置いている。
シリアでは一時期よりも激しい戦闘がおさまっているように見えるものの、空爆や殺戮はいまだ各地で続いている。
北東部にも国内避難民キャンプが点在し、多くの人々が終わりの見えないテントやプレハブでの生活を余儀なくされてきた。
キャンプで出会った幼い兄と妹。
前夜からの雨で、足元は泥まみれだ。
一帯は冬が雨季と重なるため、とりわけ過酷な時期となる。
この地の現状を、「忘れられた戦争」にしてはならない。
特集=相談活動で大事にしたいこと 子どもを真ん中に保護者に寄り添い支援者をつなぐ相談支援/石川孝子(滋賀) 相談の先にある「支援体制づくりとその軸」という課題/太田英樹(東京未来大学) 「自分づくり」をチームで支える/小針康子(奈良) 保護者と支援者が互いに連携を/田中弘美(愛知) SさんとTさんにささげる(・・・・) m.a(長野) 「ソーシャルワーク」としての「相談支援事業」をすべての「地域(コミュニティ)」に /木全和巳(日本福祉大学) 【インタビュー】伝えること、生きること/永井 愛(劇作家・演出家) わたしとあなた、そしてみんな 子どもの発達と集団/小渕隆司(北海道教育大学) 災禍をこえて 福島の3・11以後から災害を考える/千葉真実(全障研福島支部) 【グラビア】またあした/吉田亮人(写真家) わたしの教材・教具/猪原風希(神戸大学附属特別支援学校) 連載
基礎から学ぶ 障害と医療 第3回 感染症の予防/鈴木文晴(小児神経科医師) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン/加藤峯子 ニュースナビ 福祉職場の夜間一人体制問題/塚本洋平(全国福保労東海地本) 人として /長谷川勇基(東京2020パラリンピック車いすラグビー日本代表) この子と歩む/大竹恵子(神奈川) 実践の魅力/近江容子(京都・こども発達支援相談室ぶんぶん) 島の風/妹尾豊広、サークル・読者会だより、みんなのひろば、BOOK ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は 注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |