障害のある子どもと
 「子ども・子育て新システム」
(絶版)

  障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会 編

 
  定価 本体1200円+税  ISBN978-4-88134-914-4 C3037  2011.3.15
  
表紙
<目 次>

はじめに

第1章 障害者自立支援法とウリ二つの「子ども・子育て新システム」/近藤直子(日本福祉大学)
     
     障害児施策はこれからどうなるの?
     子どもでもうける「子育て新システム」

第2章 障害児保育はどうなるの?/池添素(障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会事務局長)
     保育園に入りたいけれど…
     保育園の生活が危うくなる
     応益負担と保育園

第3章 学童保育はどうなるの?/丸山啓史(京都教育大学)
     学童保育をめぐる政策動向
     「新システム」における「放課後児童給付」の構想
     学童保育の条件整備こそが必要
     障害のある子どものための放課後活動の充実を

第4章 障害者制度改革とこれからの療育/中村尚子(立正大学)
     自立支援法の根っこは深い
     制度改革の議論に私たちの声を
     改正法の問題点

第5章 療育における子どもの発達と指導/白石正久(龍谷大学)
     生活の教育的組織化とは何か
     実践を手がかりに
     生活が切り分けられている実態をどう改めるか

第6章 公的・社会的事業としての子育て/茂木俊彦(桜美林大学)
     今日の政治と人々の困難
     私的な営みから公的・社会的事業へ

《手記》
 橋愛子(愛知)/全障研北海道支部/広島県東部子どもの療育を守る親の会保護者
 栫 智美(鹿児島)

イラスト/鉄平

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