障害のある子ども
 
くらし権利
  中村尚子(立正大学社会福祉学部准教授、全障研副委員長)
  定価 本体1700円+税  ISBN978-4-88134-195-07 C3036  2013.8.10
  日本図書館協会選定図書
表紙
 目 次  

はじめに 

第1章 子どもの福祉と支援費制度
 1.障害者自立支援法の問題点
 2.ドキュメント 支援費制度導入前夜
 3.広がる不安と反対の声
 4.改善策を求めて

第2章 児童発達支援事業のあゆみ
 1.小規模でも地域に療育の場を―心身障害児通園事業の誕生
 2.国の障害者計画の一環として
 3.「デイサービス」への名称変更
 4.支援費制度への移行
 おわりに

第3章 障害者自立支援法と「障害児支援の見直しに関する検討会」
 1.「介護給付」としての児童デイサービス
 2.障害児支援の見直し
 3.検討会は何を検討したのか―議事録にみる経過
 4.「就学前の支援策」の特徴
 5.見直されなければならなかったことは何か
 おわりに

第4章 障害者制度改革と障害児支援、そして新システム
 1.障害児制度改革とは何か
 2.障がい者制度改革推進会議
 3.自立支援法に代わる新法を―総合福祉部会における障害児支援
 4.子ども・子育て新システムと障害児
 おわりに

第5章 障害のある子どもと通園施設
 1.「身体障害児の47%が一般施策」への疑問
 2.多様な乳幼児期の通園の場
 3.親にとっての就学前施設
 4.通園施設、保育所それぞれの課題
 おわりに

第6章 いまこそ子どもの権利を
 1.ジュネーブにて
 2.人権を保障するということ
 3.子どもの権利条約と障害のある子ども
 4.障害者権利条約と障害のある子ども

資料
 児童デイサービス事業を支援費制度の対象とすることに関する意見書
 児童デイサービス事業を支援費制度の対象とすることに関する意見書
 法案は「つなぎ」ではなく児童福祉法の大改正です
 障がい者制度改革推進会議への意見「障害児支援」
 自己責任の子育てに終止符を―立川市母子死亡事件から障害児支援を考える
 子どもの権利委員会委員への報告(一部)
 初出文献一覧

おわりに 
なかむら たかこ 














































◆書評 茂木俊彦(桜美林大学特任教授) 「きめ細かな対応と発達保障の大切さ」
  2013.10.20 赤旗
 茂木書評
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 ◆紹介 近藤直子(全国発達支援事業連絡協議会会長) 明日に向かって力強く
 こんどう なおこさん
 「制度のことは苦手で…」というあなた、「子どもたちの笑顔が大好き」というあなた、子どもたちの笑顔を全国に広げるために、そして明日も子どもたちが笑顔でいられるように、「子どもの権利条約」と「障害者権利条約」を仲間とともに学んでください。この本の6章にあたりますが、「障害のある子どもたち」の権利に関して、コンパクトにかつ総合的に学ぶ何よりの教材です。子どもたちの「療育を受ける権利」に確信をもつことができます。身近な地域に通うことのできる療育の場がない、「応益負担」の制度の下で療育に多額の費用がかかる、職員配置を改善するとそれは保護者負担に跳ね返る、子どもたちが熱を出して休むと職員の人件費がシビアになる。そんな今の療育制度が、国際的にみると恥ずかしいものだということに、今更ながら気づかされます。

 国際的な水準を把握したうえで、そんなひどい制度も、実は親と私たちの運動の力で少しずつ改善させてきたのだということを、1章から4章で振り返りましょう。親が運動に力を発揮するのは、療育を通して子どもの発達の事実と仲間の存在に励まされる(5章)からです。親たちとともに前進できる職員になるために、制度と運動と、そしてステキな実践を学び、親と子どもたちとともに、「明日に向かって力強く歩む」力を得ましょう。

 私が「全国発達支援通園事業連絡協議会(全通連)」会長に就任したのが2002年8月ですから、全通連会長の立場で、この10年、支援費制度や障害者自立支援法と立ち向かってきました。そしてその過程で多くの方々と知り合い、出版物を通して連帯の輪を広げてきたことをあらためて振り返り、この本が新たな学びと連帯の輪を広げることを願っています。

 
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