2002/12/09 自由・活発・充実の一時。語り合える場はいいね
東久留米の福祉
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東久留米の福祉を語る市民のつどい事務局 東久留米市前沢2-1-41 薗部方
Tel&Fax.0424-58-5311 メール kinbe@nginet.or.jp
東久留米の福祉Web http://members.jcom.home.ne.jp/kurumeweb/
■東久留米の福祉を語る市民のつどい 12.8のご報告
12月8日、「障害者の日」の前日の日曜日、さいわい福祉センター。
障害者、親(学齢、就学前児)、施設、障害者・福祉団体関係者、研究者など
13名の市民が参加した自由で活発で、充実した3時間半でした。(写真)
■リレートークでわかったこと
○矢澤健司さん(前沢1丁目)は「障害児の放課後の生活を豊かにしたい」と発言。
二人の障害児の親として東久留米の市民運動とともに市長面談など通して「かるがも」を
運営できてきたこと。その子どもたちも卒業の時期をむかえ、グループホームや働く場、
生活を豊かにできる場など、どのようにしてこの町で暮らしていったらいいのか、
課題や悩みが率直に語られました。
○今福義明さん(浅間町)は「障害者だけでなく、お年寄りなど、
だれもが安心して移動できるまちづくりを」
「新型ノンステップのミニバスは昔3000万が今1200万円で導入できる。ぜひ、実現したい」
と具体的な資料をもとに発言されました。
○多田薫さん(中央町)は、全国の共同作業所が実施した3250市町村調査から、
来年度から実施される支援費制度の問題点
(「選択」するにも選べる福祉サービスがない。当事者にほとんど知らされていない等)を指摘。
また、8割をこえる自治体で策定した「障害者計画」を東久留米市はつくっていないこと
(都下で未策定は4市)の問題性をのべました。
○岡澤良一さん(前沢2丁目)は、いまではあたりまえになったノンステップバス実現に
果たした当事者団体の運動、
「福祉はお上から授かるものでなく、自分たちが声を上げてかちとるものだ」と。
新しい市長のもとでも「どうにかしなきゃならないものは、みんなで考え、運動して、
どうにかしたい」と熱く語りました。
■みんなのフリートークでどんどんでた意見
・杉並区は全国に先駆けて「障害者区議会」を開催した。
当事者の声を議会にストレートに反映できる場、行政が正面から受けとめる場をもつことは大切。
障害者計画策定はもとより、東久留米でも「障害者市議会」の開催をぜひ実現したい。
・近隣市でコミュニティバス計画がないのは東久留米だけ。
市庁舎で新型ミニ・ノンステップバスの試乗会をしたらどうか。
市長やお年寄り、妊婦さん含め、多くの市民が直接体験できる場は大切だと思う。
・旧市役所跡の「複合型センター」計画が縮小と聞くが、町の中心にあり、
移動が便利という条件を積極的にいかして、障害者含めた市民の「共生」の場となって欲しい。
・グループホームや生活寮の予算が低く、普通の市民と同等の生活がおくれる諸条件向上を。
・この10年で福祉予算を10%増やした市政は誇り。
子育ネットや介護保険など全国で注目されるとりくみに学びながら、
障害者、高齢者、子育、医療など他団体との交流も進めよう。
・なんでも語り合える「つどい」のような場が必要。インターネットも活用して情報交換を
▼わが街、東久留米は、憲法を大切にして福祉を充実させてきました。みんなは一人のために、一人はみんなのためにです。東久留米の福祉を守り、発展させるため、みんなの力をよせあいませんか。 |