訓覇法子 『スウェーデン四季暦』


ストックホルム在住の訓覇(くるべ)法子さんが、
つくったとてもすてきなスウェーデン案内

文中のイラストの色合いからしてじつに北欧の光を感じさせます。 
ブー・モッスベリさんの画は抜群です。
おもわず5冊まとめ買いしてしまい、さっそくストレスを抱えている友だちにもプレゼントしました。

以下、はじめにからの抜き出し。
  >>スウェーデンに暮らしはじめて17年になる。
  >>そのなかで、ずっと考えてきたことは、スウェーデン人が育んできた、
  >>生活そのものに対する価値観についてである。
  >>長い暮らしの中で徐々に見えてきたものは、個人の営みだけでなく、
  >>スウェーデンという共同体が年月をかけてつくりあげてきた流儀だった。
  >>
  >>なぜこの国ではこうも安心して正直に暮らせるのだろうか。
  >>悲しみを分かち合い、本当の優しさを与えあうことができるだろうか。
  >>
  >>正直なだけではない。ここでは、真の「豊かさ」がみつめられてきた。
  >>「つくる」文化が受け継がれてきた。自分を失うことなく、
  >>「大人」としての責任が追求されてきた。
  >>そして、いつの時代にも
  >>彼らは「生まれながらの森の民」として生きてきた。


  スウェーデン四季暦 
  文 訓覇法子
  画 ブー・モッスベリ
  東京書籍