2007年08月12日

 中学校の同窓会(ふるさとにて)

9年ぶりに開かれた中学校の同窓会に参加。
4クラス160名近い卒業生で参加したのは70名近く。

参加してくれた担任は、
当時は41歳だったという数学のU先生と
はじめての赴任校で20代中盤だったというわが英語の担任のH先生
彼女は、その後、知的障害の養護学校でフィニッシュしている。

いろいろあるけど、弾んだのは、給食の話。
「ミルク」と教えられた「脱脂粉乳」(;_;)
「おいしいパン」であったコッペパン(^^;)
「肉と野菜のソテイ」の肉とは鯨肉だった・・・
とか、
吉野家の牛丼をはじめて食べたとき、なんとうまいものか!とおもったり、
お好み焼き以外、ピザなんて喰ったことがなかったから、
社会人になってからは毎食ピザばかり喰った(^^;)
などなど。

番外編は
冬は石炭ストーブの余熱でアルマイトの弁当箱に入ったご飯を温める係があって、
その場所取りでたいへんだったことなどなど。
たわいのないことながら、妙に熱がはいったな(^_-)

でも、記憶というものは、不思議なもので、
イヤと感じたものはみごとに空白になっていた。
私にとっては中3の夏の記憶だ。

サッカー部のエースは、県大会予選の決勝戦で、
じつにつまらないPKで負けてしまったことを昨日のように熱っぽく語るが、
もう一人のエース(わたしのこと(^^;))は、そのとき、
「脊椎分離症」による腰の痛みで、満足なプレーができなかった。
思い出したくもない記憶であるのか、ほんとうに、その夏の記憶は、
分厚いコルセットを巻いて、あせもに悩まされたことぐらいなのだ・・

ところで、この同窓会でふるさとへ帰る片道2時間の道すがら聞いたCD=
倍賞千恵子が熱唱する「死んだ男の残したものは」は、涙がでたな。
最近、涙腺がかなりあまくなっているのだが、
詩も音楽も歌もいいなあ。

とりわけ、6番

 死んだ歴史の残したものは
 輝く今日とまた来るあした
 他には何も残っていない

 谷川俊太郎作詞 武満徹作曲
  http://yubitoma.jp/Fuchu21st/REAL/sindaotokono.html

すべての人びとに 輝く今日と  また来る明日 を感じられますように