21世紀、幕開けの大会を九州の地で語り合おう
今年の全国大会は、全障研はじまって以来初めて、九州の地で開催されます。しかも、21世紀の幕開けの年でもあります。この大会を迎えるにあたって私たちは「21世紀を展望できる大会にしたい」とはりきっております。
開催地の鹿児島は近代的な都市のすぐそばに秀麗な活火山・桜島がそびえ、世界遺産・屋久島をはじめ南西諸島の美しい島々もあります。一度は来るにあたいする地と誇りに思っておりますので、多くのみなさまのお越しを心からお待ちしています。
第35回全国大会(九州・鹿児島)準備委員長 清原 浩 (鹿児島大学教育学部教授)
大会テーマ 21世紀を人間的復権と発達保障の世紀に
−この街で育ち、学び、暮らすために−
主催 全国障害者問題研究会
後援●鹿児島県、同教育委員会、同社会福祉協議会、鹿児島市、同教育委員会、同社会福祉協議会
協賛●日本障害者協議会/障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/共同作業所全国連絡会/全日本手をつなぐ育成会/全国精神障害者家族会連合会/全日本ろうあ連盟/全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会/全国手話通訳問題研究会/全国心臓病の子供を守る会/日本てんかん協会/ひかり協会/日本知的障害者福祉協会/人間発達研究所 他
全国障害者問題研究会
第35回全国大会
九州・鹿児島 2001
記念講演 28日14時〜15時半
講師 丸木政臣さん
(和光学園長・日本生活教育連盟委員長)
1924年熊本県生まれ。熊本師範学校より学徒出陣で43年陸軍に入り、鹿児島県で終戦を迎え、敗戦後母親と農業に従事。46年熊本師範学校附属国民学校に勤務。55年に東京の私立和光学園に移り、校長を経て91年より園長・副理事長。戦後一貫して子どもの自主性を尊重し、子ども自身が生活の中で学んでいく「生活教育」実践にとりくむ。日本生活教育連盟(日生連)委員長。第9回ペスタロッチー教育賞受賞。『わが教育の原点』『今日の子どもと教育のゆくえ』『あの「青空」をふたたびー教育基本法のこころー』など著書多数。
入門講座
1)発達保障とはなにか 茂木俊彦(全国委員長・東京都立大学)
2)子どもの発達のみちすじ 白石正久(大阪電気通信大学)
3)これからの福祉と障害者の地域生活 小賀 久(北九州市立大学)
4)この子とともに明日を拓く 立石まき子(鹿児島障害児者父母の会)
5)障害児の心に迫る教育実践 三木裕和(出石養護学校)