みんなのねがい
2019年8月号
表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=西アフリカに位置する、ガーナ共和国。この国は日本が最も多くのカカオを輸入していることでも知られている。
声をかけ合う人々の姿は陽気で、あいさつの言葉もどこかリズミカルだった。
アシャンティ州の村を取材していると、人懐っこい子どもたちが声をかけてくる。
時にはラジオから流れる音楽で軽快に踊ってみせてくれる。娯楽施設があるわけでもなく、電気も不十分な村でも、人はささやかな楽しみを見出していた。
彼らの生活の一端に触れながら、改めて思う。テレビから時折流れる、誰かを貶める笑いではなく、日常を抱きしめるような笑みがいい、と。
特集=憲法と私たち 【対談】憲法の価値を語り合って /暉峻淑子(経済学者)×安田菜津紀(フォトジャーナリスト) 憲法ってなに?/青龍美和子(弁護士) T4作戦と障害者〜ドイツを訪れて/鈴木真帆(埼玉・やどかり) 辺野古県民投票を経て〜対話を力に/元山仁士郎(「辺野古」県民投票の会) 私の戦争体験〜徴兵検査、防空壕、疎開/松田春廣(東京) いまを見つめて/太田愛(脚本家)「子どもたちに前の世代の責任を押しつけないために」 よりあってつむぐ 発達をゆたかに 第5回/小西規子(保護者) グラビア 青春のジャンプ/豆塚猛(写真家) 障害のある人の労働を考える 北の大地の仲間たち2019 /藤中大気(あかしあ労働福祉センター第1作業所・主任生活支援員) わたしの教材 性教育:からだを知る/千住真理子(大阪・ぽぽろスクエア) 被災地のいま 宮城・女川町 きらら女川 好評連載!
世相を斬る! いのちに優劣はあるのか/斎藤貴男(ジャーナリスト) ニュースナビ 強制不妊手術裁判で不当判決/本誌編集部 人として 命を尊ぶ、思いやりのあるこころを育む /田中亮彦(ホロコースト教育資料センターKokoro) 生きる 第1回 私の生活/大林正孝(別府市) この子と歩む/加来加奈子(草津市) 隠岐の島だより/嗚呼 青春の大研究/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料76円 編集 全国障害者問題研究会 |