みんなのねがい
2019年9月号

9月号表紙
表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=カンボジア滞在中、いつも訪れる首都プノンペン郊外の村。
田畑が広がるのどかな風景のなかで、ぽつんと孤立したようなその集落には、HIVに感染した方やその家族が集められていた。
健康への不安や、根強く残る心ない差別、数々の困難と、ここで暮らす子どもたちも日常的に向き合ってきた。
 そんな日々のなかでも彼らは、ささやかな楽しみを見出していた。
この日は屋台で買ったシャボン玉のまわりで、子どもたちは日が暮れるまで駆け回っていた。
こうしてともに笑い合える輪は、偏見の壁を少しずつ超え、村の外へと広がろうとしている。


特集=福祉現場で働きつづける 〜中堅職員の声

中堅職員の声/編集部
集団づくりは自分づくり/西村さやか(大阪・ひびき福祉会)
メンバーさんに支えられながら/谷口貴紀、真井和樹(東京・すばる会)
障害福祉労働の現場と労働組合の役割/濱田康作(福祉保育労・さくらんぼの会分会)
職場・集団づくりの要としての中堅職員へのエール/細野浩一(埼玉支部)

いまを見つめて/太田愛(脚本家)「憲法改正について考える」 
よりあってつむぐ 発達をゆたかに 第6回/小西規子(保護者) 
グラビア 生き抜いてきた研究者/豆塚猛(写真家)

障害のある人の労働を考える 北の大地の仲間たち2019
/植田香美(あかしあ障害者総合相談支援センター)

わたしの教材 性教育:おつきあい/千住真理子(大阪・ぽぽろスクエア)

被災地のいま 福島・二本松市 橋本由利子(NPO法人コーヒータイム)

好評連載!

いのち・発達を保障するということ 障害の重い子どもたちから学ぶ
 第6回 いのちの思想を深める
 細渕富夫(埼玉大学)
ほそぶち とみお

ゼロから学ぶ障害のある子ども・若者のセクシュアリティ
 第6回 距離感ではなくふれあいを
 伊藤修毅(日本福祉大学)
いとう なおき 

世相を斬る! いのちに優劣はあるのか/斎藤貴男(ジャーナリスト)

ニュースナビ 幼児教育・保育の「無償化」/丸山啓史(京都教育大学)  
人として 今谷フトシ(俳優/映画「星に語りて」)
生きる 第2回 意思伝達装置「伝の心」との出会い/大林正孝(別府市)

この子と歩む/石川郁子(千葉市)

隠岐の島だより/嗚呼 青春の大研究/みんなのひろば ほか

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編集 全国障害者問題研究会
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