みんなのねがい
2020年1月号


表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=イラク北部、クルド人自治区にあるダラシャクラン難民キャンプ。
ここには隣国シリアから逃れてきた人々が避難生活を送っている。
イラク国内だけでも、隣国シリアから難民となって身を寄せている人たちは20万人以上いるといわれている。
 2019年10月、トルコがシリア北部のクルド人部隊に軍事行動を開始し、多くの市民が犠牲になり続けている。
戦場となっているのは、それもこの難民キャンプで暮らしている子どもたちの故郷の街ばかりだ。
帰る日が遠のきながらも、子どもたちは家族とともにここでなんとか日常を取り戻そうとしていた。


特集=まちを歩く〜移動の権利を考える

東京・新宿のまち歩き/編集部
仲間と一緒にでかけたい/寸田純子(岐阜)
JR駅の無人化に反対し続けて 〜公共交通を守るために/宮西君代(大分)
落ちない駅ホーム1日も早く/山城完治(全視協)
まちづくり運動で築いてきた権利/市橋 博(障都連会長)

いまを見つめて/太田 愛(自己責任論につながる道徳教育)

よりあってつむぐ 発達をゆたかに 第10回/安藤史郎(あかつき・ひばり園)

グラビア  写真・文 齋藤陽道
京都・よさのうみ福祉会の実践 働く 生きる 私らしく from よさのうみ
 第4回 一般就労をめざす利用者とともに/矢嶋広和(リフレかやの里農産加工所)

わたしの教材 全盲児とつくる漢字ドリル/川田友美子(岡山盲学校)

被災地のいま 福島・南相馬市/加賀八重子

好評連載!

いのち・発達を保障するということ 障害の重い子どもたちから学ぶ
 第10回 超重症児の内面世界をめぐって(2)
 細渕富夫(埼玉大学)
ほそぶち とみお

ゼロから学ぶ障害のある子ども・若者のセクシュアリティ
 第10回 障害者権利条約とセクシュアリティ
 伊藤修毅(日本福祉大学)
いとう なおき 

世相を斬る! いのちに優劣はあるのか<10>/斎藤貴男(ジャーナリスト)

ニュースナビ  共同作業所運動の50年/今治信一郎(ゆたか福祉会)

人として   音楽で奏でる 楽しさを伝えて/菅原光朗(和太鼓奏者)

生きる 第2回 あこがれの生活と夢を阻むもの/中野まこ(名古屋市)

この子と歩む 永沢美也子(東京・大田区)

実践の魅力 続けることつながること/井上和子(特別支援学校)

隠岐の島だより/嗚呼 青春の大研究/みんなのひろば ほか

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編集 全国障害者問題研究会
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