みんなのねがい
2020年3月号
表紙写真/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=チョコレートの原料として、日本が最も多くのカカオを輸入しているのが、西アフリカに位置するガーナ共和国だ。
そのカカオ畑が深刻な児童労働の温床となってしまっていたことから、日本のNGOなどが教育支援や啓発活動に力を入れ、
訪れたアシャンティ州の村では多くの子どもたちが学校に通うことができるようになっていた。
村のなかを歩いていると、「写真を撮って!」とひとりの少女が声をかけてきた。
よく見るとほんのり、おめかしをしている。
子どもたちを見つめながらシャッターを切るたび、彼ら彼女たちが自分らしく輝けることの意味を改めて考える。
特集=障害者福祉の報酬改定がおよぼしたこと 障害福祉報酬改定の実態/鴨井健二(きょうされん理事) 作業所の現場から/功刀百合香(神奈川) 相談支援の現場から/小針康子(奈良) 報酬から見える障害福祉政策の方向と政治状況/平野方紹(立教大学) いまを見つめて 次の世代に希望を手渡す/太田 愛(作家) よりあってつむぐ 発達をゆたかに 最終回 よりあってつむぐ(座談会) グラビア 写真・文 齋藤陽道 京都・よさのうみ福祉会の実践 働く 生きる 私らしく from よさのうみ 働くことは自分らしく豊かに生きること/佐野恵理子(みやづ作業所) わたしの教材 アンサンブル/藤井佳樹(山口特別支援学校) 被災地のいま 宮城・多賀城市2/竹田恵子(てんかん協会宮城県支部) 好評連載
世相を斬る! いのちに優劣はあるのか<12>/斎藤貴男(ジャーナリスト) ニュースナビ 基本合意から10年 基本合意、障害者権利条約の実現をみんなで/薗部英夫(めざす会) 人として すべての人の発達が保障される社会へ/藤本文朗(滋賀大学名誉教授・全障研顧問) 生きる 最終回 当たり前の人権が保障される社会に/中野まこ(名古屋市) この子と歩む 九内康夫(広島市) 実践の魅力 気持ちが伝わる安心感を育む/阿部智恵美(北海道・楡の会) 隠岐の島だより/嗚呼 青春の大研究/みんなのひろば ほか ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください 本誌購読について ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・直接当会出版部へのご注文は注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価(本体価格650円+税) 送料79円 編集 全国障害者問題研究会 |