みんなのねがい
2022年8月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=イラク北部クルド自治区の中で東端に位置するハラブジャは、1980年から約8年にわたり続いたイラン・イラク戦争の最前線の街の一つだった。
30年以上が経った今も、国境地帯には大量の地雷が残り、犠牲者は増え続けている。
ハラブジャ郊外の村出身のホシャール・アリさんは、戦中から地雷除去活動に携わり、1989年に右足を、1994年には左足を失った。
「地雷への恐怖は消えない。それでも村の人々に、自分と同じ思いをしてほしくない」と、今も義足で山をのぼり、危険と隣り合わせの活動を続けている。
庭の花に水をやるとき、その表情が少し和らいだ。。
特集 平和をつくる ~暮らしと憲法 平和へのメッセージ 理想を現実に 絵本『憲法くん』/松元ヒロ(コメディアン) 私たちの暮らしと憲法/濵畑芳和(立正大学) 檻の中のライオン/楾 大樹 平和について悩み、考え、学びたい/入澤佳菜・池田 翼 後世の人びとから言われたい。「よくぞ護り抜きましたね」と/藤井克徳(JD代表) 【インタビュー】 あなたと、話したいこと/平野啓一郎(小説家) やぎさんメーる/小森淳子(岐阜・脳性まひ当事者) マンガ だいじょうぶ大丈夫/塩見陽子・うじたなおき 【グラビア】僕が知らなかったこと/土佐和史(写真家) わたしの教材・教具/深津冬惟 大好評連載
基礎から学ぶ 障害と医療 第2回 /植松潤治(滋賀・かいつぶり診療所・湖北グリーブクリニック院長) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン 吉田悦男 ニュースナビ 人道危機下における障がい者/大室和也・野際紗綾子(AAR Japan) 人として/ 北 三郎(優生保護法東京裁判原告) この子と歩む/小川真奈美 子どもの生活を考える 気候危機に向き合う/丸山啓史(京都教育大学) 実践の魅力 /太田広子 世界の風/大和田章、みんなのひろば、BOOK、サークル・読者会だより/瀧川惠里子 ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は 注文用紙(ここをクリックしてください)で電子メールください 送料含む代金は郵便振替にて1週間以内にご入金ください。 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |