みんなのねがい
2022年11月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=ウクライナ首都キーウ郊外、ブチャから避難し、南西部ザカルパッチャ州に身を寄せているカリナさん。
ブチャがロシア軍に占拠された際、車で脱出を試みたところ、激しい銃撃に見舞われてしまったという。
鎖骨が砕ける重傷を負いながらも、森の中に逃れ、一命をとりとめた。
ただその時、血だらけで動かなくなっている夫を、その場に置いていくほかなかったという。
腕には後遺症が残り、孫たちを抱き上げることもままならない。
「この子たちには、爆撃のない平和な空の下で、幸せに生きてほしい」と、切実な思いを語ってくれた。
特集 医療的ケアの今とこれから 医療的ケア児をめぐる現在/下川和洋(地域ケアさぽーと研究所) 一人ひとりの生活を大切にした療育を/市原真理(京都・まるんなひろば) わが子の学校での医療的ケアに願うこと/山本香織(北海道) 学校卒業後、地域生活の現状と実践/原田文孝(兵庫・重度障害者通所事業所さち) ゆたかな学び、生活を保障するために――課題と展望/古澤直子(編集部) 【インタビュー】 あなたと、話したいこと/平野啓一郎(小説家) やぎさんメーる/小森淳子(岐阜・脳性まひ当事者) マンガ だいじょうぶ大丈夫/塩見陽子・うじたなおき 【グラビア】僕が知らなかったこと/土佐和史(写真家) わたしの教材・教具/松元 巌 大好評連載
基礎から学ぶ 障害と医療 薬と生活の質/根來秀樹(信貴山病院 ハートランドしぎさん) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン/原 金二(長野) ニュースナビ 「特別支援教育に関わる教師の専門性向上」にかかわる教育行政の動向 /児嶋芳郎(立正大学) 人として/小林 忍さん(鎌倉たんぽぽ会理事長) この子と歩む/村松明代(東京都江戸川区) 子どもの生活を考える 気候危機に向き合う4/丸山啓史(京都教育大学) 実践の魅力/甲斐さくら(宮崎・SUNクラブひまわり児童発達支援センターあはは) 世界の風/サリネンれい子(スウェーデン)、みんなのひろば、BOOK、サークル・読者会だより ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は BOOK全障研オンライン へ 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |