みんなのねがい
2022年12月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=2022年6月、イラク北部クルド自治区で暮らすシリア難民の家族と再会した。
最後に会ったのはコロナ禍前の2019年末だ。
さっそく、その時に撮った写真を手渡す。
赤ちゃんだったナスリーンさん(左)はすっかり大きくなっていたが、暮らしは厳しい。
ロックダウンで仕事を失い、市場で賞味期限切れの商品を安く手に入れたり、鉄くずなどを拾い歩いて、生活をつないでいた。
戦争から11年が経ち、世界の関心はシリアから遠のいている。
けれども確かにそこに、人が生きていることまでが「なかったこと」にされないよう、メディアの役割も問われている。
特集 行事の魅力 学校における「行事」とは/石田 誠・塩田奈津(京都・与謝の海支援学校) ロビンフッドたちの夢の舞台へようこそ/田中真介(京都大学) 人と人とのつながりのなかで “やってみたいな”と思えること/皿谷知世(広島・草笛学園) 青年のねがいや夢をつないで作品展&コンサートへ/船橋秀彦(茨城・シャンティつくば) 【インタビュー】 あなたと、話したいこと/平野啓一郎(小説家) やぎさんメーる/小森淳子(岐阜・脳性まひ当事者) マンガ だいじょうぶ大丈夫/塩見陽子・うじたなおき 【グラビア】僕が知らなかったこと/土佐和史(写真家) わたしの教材・教具/根岸由香(筑波大学附属大塚特別支援学校) 大好評連載
基礎から学ぶ 障害と医療 薬と生活の質/根來秀樹(信貴山病院 ハートランドしぎさん) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン/鶴谷春美(秋田) ニュースナビ 障害者権利条約 初の対日審査 /増田一世(日本障害者協議会常務理事・やどかりの里) 人として 長崎・被爆地の記憶をつなぐ 林田光弘さん(長崎大学核兵器廃絶研究センター) この子と歩む/清時忠吉(大阪府熊取町) 子どものひきこもり ひきこもり問題の展開と子どものひきこもり/関水徹平(立正大学) 実践の魅力/中嶋麻衣(高田短期大学子ども学科) 世界の風/サリネンれい子(スウェーデン)、みんなのひろば、BOOK、サークル・読者会だより ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は BOOK全障研オンライン へ 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |