みんなのねがい
2023年3月号
表紙/安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
表紙のことば=在日コリアンはじめ、多様なルーツの人々が共に暮らす、神奈川県川崎市・桜本。
この地域の大切な拠点が、多文化共生施設、ふれあい館だ。
ここは差別をなくすなどの目的を掲げ、条例に基づき設置をされ、公金で運営されている施設だ。
ハルモニ(おばあさん)たちが集う「トラジの会」で、館長の崔江以子さんが参加者一人ひとりに声をかける。
厳しい時代を生き抜いてきたハルモニたちの中には、時に差別に見舞われ、余暇を過ごすことができないほど働き詰めだった女性たちもいる。
彼女たちの豊かな老いの時を守ろうと、地域の人々も共に力を持ち寄り合う。
特集 放課後活動で大切にしたいこと 放課後のいま ~ゆうやけの子どもたち/村岡真治(東京・ゆうやけ子どもクラブ) いよいよ卒業! 放課後デイに支えられた8年間/あつこ(兵庫・ゆめクラブ 保護者) 夢くんは“甘えつつ”リーダーになっていく/渡辺志織(愛知・くるみ) 安心できる「場所」「人」「仲間」づくりの大切さ/田場力男(沖縄・こどもの城ひだまり) 仲間と過ごすこと、自分らしさを形づくること/佐々木将芳(静岡県立大学短期大学部) クローズアップ 障害者権利条約~総括所見を読み解く そもそも障害者権利条約とは?/佐野竜平(法政大学) 権利としての障害児教育を実現していくために求められることとは 【インタビュー】 あなたと、話したいこと/平野啓一郎(小説家) やぎさんメール/小森淳子(岐阜・脳性まひ当事者) 【グラビア】僕が知らなかったこと/土佐和史(写真家) わたしの教材・教具/下田有輝(長野・須坂支援学校) 大好評連載
基礎から学ぶ 障害と医療 /野末浩之(横浜勤労者福祉協会うしおだ診療所・精神科医) 発達保障インタビュー バトンゾ→ン/辻正(三重 聖母の家学園) ニュースナビ=保守的家族観と包括的性教育/任海園子(性教協 障害児・者サークル) 人として /安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト) この子と歩む/梅崎正直(印西市) 子どもの生活を考える/関水徹平 実践の魅力/河合直樹(札幌学院大学) 世界の風/サリネンれい子(スウェーデン)、みんなのひろば、BOOK、サークル・読者会だより ■ご感想、ご意見はここをクリックしてメールください ◆本誌購読について ▶本誌や年間購読のお申し込みはこちらをクリックしてください。 ・本誌は、全国どの書店でも注文できます(セブンイレブンでも注文できます) ・当会出版部へのご注文は BOOK全障研オンライン へ 定価 715円(本体650円・税65円) 編集 全国障害者問題研究会 |