発達をはぐくむ目と心
 −発達保障のための12章

 白石正久(龍谷大学名誉教授・全障研副委員長)
 定価 本体1500円+税   ISBN4-88134-384-X
       
表紙

はじめに

第1章 幸福に生きる
 宮沢賢治「虔十公園林」/本当のさいわいとは/幸福追求権と発達への権利

第2章 いのちの時間
 いのちの絆/いのちを守る教育/いのちの重み

第3章 自己決定の光と翳
 二冊の本/人生の主人公として生きてほしい  自己決定は共同と葛藤の中から/自己決定を保障する社会を

第4章 障害をもって生きる
 障害を引き受ける/障害を受け入れる人格の復元力/障害を受容する二つの契機

第5章 子どもをまるごととらえる
 気持ちがついてこない/ありのまま、まるごととらえる/希望を見出すための共同を

第6章 矛盾にはたらきかける
 「発達は要求から始まる」/変化・発展の原動力としての矛盾/ひびき合い、つながり合う矛盾

第7章 生活と教育をつなぐ
 生活綴方の教育/生活と教育の往還をつくる/生活の歴史に学び、生活を創造する

第8章 はたらく喜び
 「ありがとう」が聞こえる範囲/現代における人間と労働/使用価値を認め合う関係

第9章 生きる力としての文化
 オーケストラがやってきた/生きる喜びを伝えたい/文化的生活を営む権利

第10章 人格を形づくる
 認識と感情、意思のつながり/意味と価値を見つける

第11章 発達保障のための想像力
 想像力をはぐくむ多様性/這い回るしたたかさで現実を知る  平和と発達保障をつなぐ想像力

第12章 手をつなぎ合う発達保障
 人間の本性としての共同性/個人・集団・社会の発達の系

補章 12の章に込めた問題意識
 1 本書のなりたち  2 対象の認識方法としての発達保障
 3 人格の普遍的な価値を承認する共同性  4 発達保障の前提としての平和に生きる権利
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