発達保障の道
 
   −歴史をつなぐ、社会をつくる−
  河合隆平
(金沢大学准教授、全障研常任全国委員)
   定価1200円+税  ISBN978-4-88134-685−3 C3037  2018.8.1

 目 次


はじめに 3 

 1 「みんなのねがい」の歴史学へ 8 

 2 手のつなぎ方にも教育がある 18

 3 生活と文化をつくり出すしごと 27

 4 ねがいを寄せ集める「器」 37

 5 根っこを照らし新たな地平を拓く光 47

 6 実践に人あり、人に歴史あり 56

 7 いのちをつなぐ営み 65

 8 自分たちでいのちを守る 74

 9 生きることを肯定する社会へ 84

 10 戦争経験と平和への問い 94

 11 人間の痛苦と基本的人権の思想 104

 12 発達保障の道をみんなで歩く 113

 おわりに 123


■「みんなのねがい」8月号紹介
「みんなのねがい」好評連載が、わかりやすくコンパクトに再構成されました。
発達保障の歴史を学ぶことは「発達へのねがいに潜む矛盾や苦悩に目を凝らしながら、人びとがつくりだしてきた「ねがいの結び目」を発見していくこと」。
河合さんは、歴史の中で「変わること」「変わらないこと」だけをとり出すのではなく、「発達保障で大切にしてきた”ねがい”を確かめ、みんなで”歴史をつなぐ、社会をつくる”ために必要なことを語り合うこと」がその意味や価値を問い、発達保障のとりくみを豊かにしてくれると言います。みんなで学べる一冊です。

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