全国障害者問題研究会
第48回全国大会
滋賀2014

■発達保障誕生の地で、発達保障の実践と理論を学び深めあいましょう
 みなさんご存じの「この子らを世の光に」の言葉は、糸賀一雄氏を中心にした、大津市にあった近江学園(1946年 創設)の実践の中から誕生しました。この言葉には、実践や研究に裏づけられた確信と、重い障害の子どもを含め、すべての子どもがそれぞれ人生の主人公として発達する権利をもっているという人権思想と社会の発展への願いが込められていました。このような確信と願いは「発達保障」として根づき、今日、教育、医療、福祉を支え、当事者、家族、専門家の行動の源になってきています。また、障害者権利条約等の国際的な権利保障のとりくみを支えるようになってきています。今大会は、米原と大津での開催となります。この機会に湖北と湖南の文化と歴史についても触れてもらえばと思います。
                    全障研第48回全国大会滋賀2014 準備委員長 黒田吉孝(滋賀大学)  

■全体会 8月9日(土) 滋賀県立文化産業交流会館 米原市下多良2-137
12:00  受 付
12:40  オープニング「メッセージ2014」

13:00  開 会
      基調報告=常任全国委員会

13:40  文化行事「この子らを世の光に」を今
       〜ひとりのねがいをみんなのねがいに
     重点報告=
渡邊武さん(全障研滋賀支部)

14:30  休憩
               
■

■記念講演 15:00〜

 重い障害のある人の生きるよろこびと「生命倫理」

 
講師=谷 清 さん 

1937年、京都生まれ。京都大学医学部卒業。小児科医師、元第1びわこ学園園長。『異質の光─糸賀一雄の魂と思想』(大月書店)、『重い障害を生きるということ』(岩波新書)など著書

■分科会・特別分科会  8月10日(日) 龍谷大学瀬田キャンパス 大津市瀬田大江町横谷1−5

  PDFデータ     テキストデータ版  
■学習講座         8月10日(日) 龍谷大学瀬田キャンパス 
9:30〜12:00
@障害のある人々の未来を拓く発達保障
  講師=白石正久
(龍谷大学社会学部長、全障研副委員長)

13:00〜14:30
A障害児教育という名に値するもの −子ども、教師、家庭をつなぐ実践−
  講師=三木裕和
(鳥取大学)

B自閉症研究の現在と子ども理解
  
講師=黒田吉孝(滋賀大学)

14:50〜16:20
C発達を学ぶ、発達に学ぶ
  講師=藤野友紀
(札幌学院大学)

D社会保障と障害者をめぐる情勢と課題
  
講師=白沢 仁
(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会事務局長)


 
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