全国各地から2000人の参加ありがとうございました!

日時 2018年8月4日(土)、5日(日)
会場
 全体会=ウェスタ川越(4日)
      分科会=川越市立月越小学校、川越第一小学校、高階小学校/ウェスタ川越(5日)
      学習講座=ふじみ野市勤労福祉センター(5日)      
大会テーマ
わたしのねがい みんなのねがい
だれもがいのちかがやく未来へ
シンボルマーク

大会アピール  国民のみなさんへ

 私たち全国障害者問題研究会は、川越市を会場に第52回全国大会を開催しました。半世紀を超える全障研の歩みの中で、5度目の埼玉県開催です。

 1975年(第9回)、障害を理由にして多くの権利が奪われている実態が報告されました。重い障害ゆえに「10歳まで生きられないでしょう」と宣告を受けた子どもと家で向き合う日々、「在宅」も卒業後の進路としている社会。一人の力は小さいけれど、「ひとりのねがいをみんなのねがいに」して、障害者の発達と権利を保障する実践をかさねていこうと語り合いました。

 国際障害者年を前にした1980年(第14回)と「障害者の10年」終盤の1991年(第25回)。障害ゆえの生活の困難を解決することは、すべての人が健康でゆたかに生きていくことのできる社会をめざす課題につながることを学びました。

 2007年(第41回)は全障研結成40年。人としての尊厳をかけた障害者自立支援法とのたたかいと障害者権利条約に学びながら、平和を守ることと障害者の人権保障を統一して取り組むことの大切さを心に刻みました。

 そして2018年夏(第52回)。
 私たちは、これまで積み上げてきたことをさらに深化させた、新しい質、新しいかたちの実践や運動が、各地にひろがっていることを確かめることができました。たとえば、「やってみたい」ことができる放課後の生活を障害のある子どもたちに保障しよう、大人になったら「自分らしい暮らし」ができるよう条件を整えようというように、ライフサイクルのすみずみにまで目を向け、障害者と家族のねがいから出発するとりくみが報告されています。障害のない人との平等を実現しようというこの過程は、障害のある人とともに新しい社会をつくりあげる営みにつながっているといえましょう。

 こうした私たちのねがいを阻んでいるのが、この国の政治です。教育や社会福祉をよくする責任を放棄し、「戦争のできる国づくり」に向けて暴走する政権。その本質を知ることをおろそかにしてはなりません。

 わたしのねがい みんなのねがい
  だれもがいのちかがやく未来へ

 その実現に向け、ともに力を合わせましょう。

 2018年8月4日
 全国障害者問題研究会第52回全国大会
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第52回全国大会(埼玉)基調報告(word)

後援 埼玉県/埼玉県教育委員会/埼玉県社会福祉協議会/川越市/川越市教育委員会/川越市社会福祉協議会/埼玉県公立小学校校長会/埼玉県中学校長会/埼玉県高等学校長協会/埼玉県特別支援学校長会/朝日新聞さいたま総局/毎日新聞さいたま支局/読売新聞さいたま支局/東京新聞さいたま支局/埼玉新聞社/共同通信社さいたま支局/NHKさいたま放送局/テレビさいたま
協賛
 日本障害者協議会/障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/きょうされん/全国肢体障害者団体連絡協議会/全国手話通訳問題研究会/全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会/全国心臓病の子どもを守る会/全日本視覚障害者協議会/全日本ろうあ連盟/日本自閉症協会/日本知的障害者福祉協会/日本てんかん協会/人間発達研究所/ひかり協会
■ 主催
全国障害者問題研究会 
TEL 03−5285−2601  FAX 03−5285−2603
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2−15−10 西早稲田関口ビル4F


 全国事務局への問合せメール メールinfo@nginet.or.jp

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