デンマークの確信<O> 旅のはじまり 9月20日(月)昼過ぎ、エンジントラブルで予定より4時間遅れで、成田に戻りました。9月11日から10日間、主にデンマークを旅してきました。 理念も道理もない無茶苦茶な国の動き。濁流の中で足を踏ん張っているのが正直やっとという感じですが、であるからこそ、自分の立っている思想を、感性を再確認したい! と、正月に決意 わたしにとっては4度目の北欧となる今度の旅のテーマは3つ。 1)「夜」に視点をあてて、障害者の総合的な生活を見てみたい (夜の市議会、夜学などなど。「夢は夜ひらく」!) 2)10年のスパンで、デンマークの政治、社会、福祉の変遷を学びたい 3)自然、文化、ショッピングも楽しみたい この「この指とまれ」に、わたしのカミさんはじめ、友だちの友だちの輪というのりで、車いす利用者1名、聴覚障害者1名含む17名が旅のなかまとなりました。 コペンハーゲンでは、留学中だった北九州市立大学の小賀久さん(「みんなのねがい」10月号から「「脱施設化」と地域生活支援ー北欧の豊かさと、その現実ー」を連載中)とも合流して、個性的でゆかいなグループとなりました。 旅の日程です。 2004年9月 11日(土) 成田=Copenhagen=Bergen(Norway) 12日(日) ベルゲン・フィヨルド観光 13日(月) デンマーク・コペンハーゲン市 知的障害者親の会(Lev)会長の講義 デンマーク教育大学 イェスパー・ホルスト教授の講義 「施設解体後の障害者の地域生活支援」 14日(火) 市郊外 スコウヴァング・スコーレン基礎学校 コペンハーゲン市補助器具センター 夜のアクティビティセンター 15日(水) コペンハーゲン県 ゲントフテ障害者作業所 ヘルシンオア市 クロンボーフス(グループホーム) 16日(木) オーデンセ市 障害者が働くカフェ+アクティビティセンター アイビイ自治体の議会視察 17日(金) ミゼルファート市 高齢者施設ゴイドベクスホイ・エルダーセンター 重度障害者Mikkel宅訪問 18日(土) コペンハーゲン市内 自由行動 王立劇場でバレエ観賞 19日(日) Copenhagen=成田へ(20日着) ▲アウールランフィヨルドの町・Aurland |