第53回全国大会 長野2019
           
全国から1800人の参加、ありがとうございました

日時 2019年8月3日(土)、4日(日) 
会場 全体会=ホクト文化ホール(3日)
      分科会=信州大学教育学部、長野西高校、長野県農協ビル(4日)
      学習講座=長野市生涯学習センター(トイーゴ)(4日)        
大会テーマ
 守ろう平和・いのち・人権

 学びあおう発達保障
 
 

大会アピール 国民のみなさんへ

 障害者の権利を守り、発達を保障するために、理論と実践を統一的にとらえた自主的民主的研究運動の歩みを積み重ねてきた全国大会は、今年で53回目を数えます。ここ、長野で3度目の開催でした。

 いま複雑な世界の動きのなかで、困難を話し合いで解決するのではなく、憲法を変え、日本を「戦争をできる国」にする動きが加速しています。旧優生保護法による強制不妊手術の問題や障害者雇用の「水増し」問題など権利侵害が後を絶ちません。障害のある人の尊厳と生きる権利がますます脅かされています。

 今回の長野大会のテーマは、「守ろう平和・いのち・人権 学び合おう発達保障」です。このテーマのもと、開催地ならではの学び合いを行うことができました。
 オープニング「親子でともに太鼓でつながる絆」、文化行事「いつもと同じ道だけど」、ギャラリー「いきること、つくること展」では、音楽やアート作品、構成劇を通じて、障害のある人たちの「生きる喜びを伝えたい」という思いを発信しました。
 無言館館主の窪島誠一郎さんの記念講演から、人間の可能性が花開くためには、平和のうちに生存する権利が保障されなければならないことを学びました。
 分科会には101本のレポートが報告されました。保育・療育の場で子どもが「みんなと一緒にやってみたい」と思える集団づくりをしよう、重症心身障害のある人たちの「一人ひとりの思い」が尊重される場をつくろうと、障害児者のねがいを真ん中にすえたとりくみなど報告されました。

 今年2019年は、「誰もが等しく教育を受けることができる」「すべての人たちの発達が保障される」ために、たくさんの人たちの「ねがい」を束ねながら、養護学校義務制実施を実現してから40年目にあたります。
 この節目の年に開催した全国大会の成果をもとに、障害のある子ども、仲間の「ねがい」に気づき、学びながらつむいできた一つひとつの実践をもとに、誰もが権利を侵されることなく、平和に暮らし、自分らしく命を輝かせる。そんな未来の実現のため、ともに学び合いましょう。

 2019年8月4日
 全国障害者問題研究会 第53回全国大会(長野)  文化行事から


表紙企画内容
長野大会分科会一覧(PDF) 分科会一覧(テキスト版)   

第53回全国大会(長野)基調報告(word版) 
後援 長野県/長野県教育委員会/長野県社会福祉協議会/長野市/長野市教育委員会/長野市社会福祉協議会/長野県小学校長会/長野県中学校長会/長野県特別支援学校校長会/長野県高等学校長会/信濃教育会/信濃毎日新聞社/中日新聞社/読売新聞長野支局/朝日新聞長野総局/毎日新聞長野支局/長野市民新聞社/NHK長野放送局/SBC信越放送/NBS長野放送/TSBテレビ信州/abn長野朝日放送
協賛
 日本障害者協議会/障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/きょうされん/全国肢体障害者団体連絡協議会/全国手話通訳問題研究会/全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会/全国心臓病の子どもを守る会/全日本視覚障害者協議会/全日本ろうあ連盟/日本自閉症協会/日本知的障害者福祉協会/日本てんかん協会/人間発達研究所/ひかり協会
■主催
全国障害者問題研究会 
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