学び合い・育ち合う子どもたち(絶版) 明日の授業をつくる 麦の会(全障研埼玉支部)・品川文雄(全障研委員長)・越野和之 (奈良教育大学准教授) 著 定価 本体1600円+税 ISBN978-4-88134-754-6 C3037 2009.7.20 |
|
<目次> はじめに 品川 文雄 第1章 学び合う学級集団をつくる 池田江美子 「おまえなんか、あっちいけ」 「紙トンボ」であそぼう! 体と心をほぐす みんなで学ぶ「かずの学習」 学級の力を外に向けて そして、それから 第2章 友だちといっしょだから手応えを感じることができる1 中村 仁美 発表ができた 運動会、みんなと踊ったよ わたしのトロルができた 第3章 自分をコントロールする力を育てる 石原真由美 人とかかわるために大事なこと 学級集団の育ちと健君の育ち 信頼できる大人に支えられて 健君の育ちを支えたもの とっておき!わかば学級おすすめの絵本 石原真由美 第4章 生命のつながりを感じる植物の学習 熊谷まさ子 あさがおってすごい! 花や野菜の育ち・命をみつめる 比べることで、認識を深める 生命がつながる とっておき!あじさい学級おすすめの合唱・合奏曲 池田江美子 第5章 絵本の読み取りで感情を揺り動かす子どもたち 北川 祐子 「いのち」をテーマにした絵本を エルフィー あったかい 豊かな文化の中で育つ 第6章 物語の魅力に引き込まれ主人公になっていく 石原真由美 靜かにすごすしかなかった和樹君 わかって楽しい経験を積み重ねて 「おもしろさ」の質 『かみなりむすめ』を音読する 物語の魅力によって 和樹君が茂助になっていった 第7章 座談会それで、あなたは何を教えているんかい? 自分の頭で考え教育実践をつくる 子どもに寄り添うとは? 学び合う集団の意味 第8章 中学生とともに“社会”を学び、社会に生きる 小林 幸雄 マイペースでウンチができること 戦争をなくす方法を考えよう 基本的人権の主体者を育てる 知識・経験・活動 学校生活全体を通して社会認識の力を 第9章 子どもたちが“書く”ということ 木村 宰子 話したい気持ちが書く力に 出発は口頭詩 くわしく書いて 絵本の主人公にお手紙 特別報告 子どもに文化を 92 田村 勝治 第一に、身体活動を出発点にする 第二に、子どもは集団のなかで発達する 第三に、子どもは、文化を獲得し表現することにより発達する 第四に、労働を重視する 第10章 たけし君、変身したよ!〜通級指導教室での出会いから 菅原よし江 “ヒャー、何言ってんだろう??” 「おしゃべり」には、こんな原因が… 「思い」を受け止めあって… たけし君とのやりとりが楽しみに “変身した”三年生のたけし君 第11章 自分と仲間を見つめて〜障害児学級の子どもたちの自分理解 北川 祐子 おれたちは障害者だ 自分の体の良さを知ろう 誕生の喜びを感じて 自分や仲間の成長をたしかめる 友だちとのかかわりの中で、自分を見つめる 自分や仲間の成長をたしかめる 八郎の思いがわかるようになった とっておき!なかよし学級おすすめの音楽劇 北川 祐子 第12章 ふれ合い・知り合う・認め合う 仲間を見つめ、新たな自分と出会う障害理解学習 池田江美子 ふれ合い・知り合う(一時間目) 知り合う・認め合う(二時間目) あじさい学級、家族の願いを知ろう(三時間目) 自分の成長と重ねて、より深く理解しよう(四時間目) 大切にしたいこと 第13章 おわりに 子どもたちにいのちを燃え立たせる文化を、 教師にあこがれと自分の頭で考える自由を 越野 和之 子どもの悲しみをとらえる 生活を輝かせる文化との出会いを組織する 教材の二つの柱―表現と伝えあい/人間のいのちと権利 みんなの中で、私もする |
|