2月16日 発達保障をめざす保育実践・療育実践交流集会へ
保育実践・療育実践交流集会
日時=2025年2月16日(日)10:30~15:30
オンライン集会
かつて、保育園などでの「障害児保育」と通園施設(児童発達支援)などでの「療育」は、いっしょに子どもの発達保障を語り考えあっていたのに、制度や事業の中身が多様になって、少し疎遠になりましたね。あの頃、障害のある子どものことに共に取り組んだからこそ、すべての子どもへの「まなざし」が深く豊かになりました。
あらためて発達の困難な実態と実践の課題を学びあい、新しい「つながり」の第一歩にしたいと願います。講師の松原巨子さんは、ずっと「大津方式」の現場で、子ども、家族への発達相談と保育園、児童発達支援などへの支援に取り組まれてきました。午後は、児童発達支援の若い職員さんによるステキな保育の報告です。若い眼にはたくさんの気づきがあり、それから教えられます。地域の「つながり」を生かして参加を広げてください。
白石正久(龍谷大学名誉教授)
■講演 10:30~12:00
保育及び療育の役割と実践の中で大切にしたいこと
講師=松原巨子さん(発達相談員)
*講演の「見逃配信」は参加申込者に実施します。詳しくは後日お知らせします。
松原さんの自己紹介
私は大津市の0歳から15歳までの子どもたちへの発達相談に携わってきました。仕事をしてきたのは、乳幼児健診、療育の場であるやまびこ園教室、保育園・幼稚園への巡回相談、それから幼児から小中学生までの発達障がい児対象の子ども発達相談センターです。
よく、小さいころから相談を受けていた保護者が子育てを振り返って語ってくださいます。
そんなOB保護者の皆さんや保育士さんや保健師さんと一緒に取り組んできたことが財産です
■実践報告と交流 13:00~15:30 *「見逃配信」はありません。
午後はふたつの実践を掘り下げます。報告を聞いて、参加者みんなで討論しましょう。
〇実践報告1 毎日通園の児童発達支援の実践
安心できる保育者とともに「やってみようかな」というあそびをたっぷりと(仮)
名古屋市・東部地域療育センターぽけっと 今井悠月さん
〇実践報告2 児童発達支援での並行通園児 ~集団療育・個別療育・保護者支援
保護者と共有する子ども理解が子育てと療育実践、保育実践につながる(仮)
福山市・「ゼノ」こばと園 光野帆乃夏さん
■集会のねらい
保育園やこども園などの子どもの施設、専門施設といわれる児童発達支援や放課後等デイサービスなど場の違いをこえて、障害があること明らかな子どもや発達が気になる子どもへの実践を交流しましょう。
子どもと保護者のねがいを理解することは簡単ではありませんが、講演と、報告・討論をつうじて学びあえる時間としたいと思います。
ひとたび政策に目を向ければ、保育実践、療育実践をしばるような動向も厳しさを増しています。子どもの生活を守り、発達を保障する実践をめざして手をとりあえるよう、ご参加をお待ちしています。
【参加申込方法】
申込締切 2月9日(日)
○以下の申込フォームに必要事項を記入してください。
https://form.run/@jissen2025
○参加費 2000円(1人あたり)を自動返信メールで案内する銀行口座に入金してください。
(すぐに自動返信メールが届きます。届かない場合は必ず事務局にご連絡ください)
●2月12日以降に参加のためのURLと資料を送ります。 2
問合先 発達保障研究センター npocenter@nginet.or.jp