発達保障ってなに

 

障害のあるわが子を「かわいくない」と感じて悲しくなったことはありませんか?
障害のある子どもの考えていることがわからず、学校に行きたくないなと思ったことがありませんか?
大人になった障害のある人たちの成長が見えず、自分の働きかけに意味があるのかと悩んだことはありませんか?

障害のある人たちについて学ぶことで、子育てに見通しがもてたり、子どもの見方が変わったり、毎日の実践が楽しくなります。
物事をみる視野が広くなり、障害のある人をとりまく今の社会を大きな目で捉えられるようになります。

全国障害者問題研究会(全障研)は「発達保障」という言葉を大切にしてきました。
なんだかムズカシそうですが、「発達保障」は毎日の子育てや教育、生活の中に息づき、私たちが悩んだ時に、進む方向を指し示してくれる羅針盤、一歩を踏み出す勇気をあたえてくれるものです。

この言葉がもつ意味は広くて、深くて、多様です。全国障害者問題研究会に集うそれぞれが、自分自身の「発達保障」に対する思いをもっています。

それぞれの「エピソード」では、それぞれの「発達保障」を語ってもらいます。私たちが大切にしてきた「発達保障」について知ってもらうきっかけになればうれしいです。

エピソード3発達保障と権利、集団・社会、歴史