全国大会2023

全国障害者問題研究会
第57回全国大会(オンライン2023)

1000人こえる参加ありがとうございました。
*大会参加者のみなさんへの「見逃配信」は9月19日で終了しました。

大会アピール

基調報告

日時
2023年8月5日(土)8月6日(日)
開催方法
すべてオンライン開催
*全体会は見逃配信を8月8日~9月19日まで実施します
*学習講座は、オンデマンド方式で8月5日~9月19日まで配信します。
大会テーマ
つながる つなぐ #発達保障 #みんなのねがい
全体会 8月5日(土)16:00~18:00

16:00  開会・あいさつ
16:15  基調報告(常任全国委員会)
16:40  記念講演=白石正久さん・白石恵理子さん
18:00  終了

記念講演講師白石正久(龍谷大学名誉教授)さん・白石恵理子(滋賀大学教授)さん
テーマ=発達のなかの煌めき ~未来につなぐ私たちのねがい~

1、知的障害のある成人期のなかまたちの姿から考えてきたこと
発達をとらえるってどういうこと?
自分の人生の主人公として、多くの人とつながりながら、自らの生活や労働を創造し社会をつくっていく
なかまのねがいに立ち返って実践することは容易ではないけれど…
子ども・なかまに視座をうつして考えつづけることが、支援者の仕事の意味をつくりだすことになる
糸賀一雄の「発達的共感」に込められた思い

2、障害のある人びとの発達要求を理解するとはどういうことか
重い障害を背負いつつ、なお家族や私たちを気遣い、生きようとする子どもたち
生活と社会の現実のなかで、子どもはそれを理解し、そのなかに身を置いて生きようとしている。リョウちゃんのこと(『みんなのねがい』連載)
「専門性」を振りかざさない。子ども、なかま、家族の生きる力になる研究運動が求められている
発達に接近しつつ、実践は「こう生きたい」というこの人たちのねがいに応えていく

3、子どものねがい・親のねがいに学ぶとはどういうことか
与謝の海養護学校の『学校づくり宣言』から
青木嗣夫たちが養護学校づくりのなかでつかみとっていったこと
「要求に学ぶ」とはどういうことか
要求が出されてくる生活の現実を想像し認識する
眼前のことに対する要求の先にあるねがいをみつめて
要求が集団を育てる

4、発達保障の未来への大いなる希望をもって
糸賀一雄は、戦争への道に抗うことができなかった自分自身の大きな「罪」を自覚することを背負いつづけた
発達の矛盾は、人と人を結ぶ絆。弱さ、苦しさを認めあうことから連帯が生まれる
新自由主義の発達否定、人と人との分断に抗して
私たちは、障害のある子ども、人びと、その家族と(たまたま)出会い、自らの生きる意味を与えられてきた
「サークル」とはなにか。そこに集うことが視座を他者と社会に転じていくきっかけになる
広島原爆忌、長崎原爆忌を前に。人びとと社会の発達を信頼して


月刊「みんなのねがい」で「発達のなかの煌(きら)めき」を好評連載中。インターネットの<みんなのねがいWEB>では<もう一つの「発達のなかの煌(きら)めき」>連載を公開されています。詳しくはこちら
白石正久さん白石恵理子さん

 
分科会 8月5日(土)9:30~15:00(途中90分程度の休憩あり)
<学齢期の実践>
▶第4=通常学級における教育(通級指導を含む)
▶第5=障害児学級の実践、交流・共同教育
▶第6=障害児学校の実践(1)幼稚部・小学部
▶第7=障害児学校の実践(2)中学部・高等部

<青年期、成人期の実践>
▶第9=学ぶ、楽しむ、文化活動
▶第13=地域での生活と支援

<ライフステージを貫く実践と課題>
▶第14=重症心身障害、肢体不自由のある人たちの生活と発達
▶第15=知的障害のある人たちの生活と発達
▶第16=自閉スペクトラム症、発達障害のある人たちの生活と発達
▶第17=障害のある人の性と生
▶第19=親、きょうだい、家族
分科会  8月6日(日) 9:30~15:00(途中90分程度の休憩あり)
<乳幼児期の実践>
▶第1保育所等および専門施設における保育・療育の実践
    (1)発達のおくれ、知的障害ほか
▶第2保育所等および専門施設における保育・療育の実践
    (2)自閉スペクトラム症、発達障害
▶第3=保育所等および専門施設における保育・療育の実践
    (3)肢体不自由、重症児

<学齢期の実践>
▶第8=放課後保障と地域生活

<青年期、成人期の実践>
▶第10=働く場での支援
▶第11=障害の重い人の生活と支援
▶第12=暮らしの場での支援

<ライフステージを貫く実践と課題>
▶第18=障害者運動

全国障害者問題研究会倫理綱領(レポート作成にあたってご参照ください)
フォーラム

「インクルーシブな保育」を考える             8月5日(土)13:00~15:00

権利保障の今日的課題                   8月5日(土)13:00~15:00

学びの場の保障と教育環境整備               8月6日(日) 9:30~11:30

実践を聴き、語る ~子どもや仲間ねがいに寄り添うために 8月6日(日)13:00~15:00

                 
学習講座 8月5日~9月19日 オンデマンド方式で配信します
*8月5日(土)より9月19日まで、いつでも何度でも視聴することができます。
 大会参加申込者全員にアクセス方法をお知らせします。

①近藤直子さん(愛知障害者センター理事長)
 発達保障とは ~子どもの願いをみつめて

②池田江美子さん(元障害児学級教員・埼玉麦の会)
 子どもからからはじまる教育 ~たけのこ学級で出会った子どもたちを中心に

③佐藤久夫さん(日本社会事業大学名誉教授)
 障害者権利条約 総括所見を読み解く

④鈴木宏哉さん(元茨城大学教授)
 「内面世界」に迫る ~共感を通して理解へ
                 
主催
全国障害者問題研究会/全障研第57回全国大会(オンライン2023)準備委員会
問合せ=全国障害者問題研究会   https://www.nginet.or.jp
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-1-10 西早稲田関口ビル4F
メール  t57@nginet.or.jp
TEL 03-5285-2601       FAX03-5285-2603      
協賛
日本障害者協議会/障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/きょうされん/全国肢体障害者団体連絡協議会/全国手話通訳問題研究会/全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会/全国心臓病の子どもを守る会/全日本視覚障害者協議会/全日本ろうあ連盟/日本自閉症協会/日本知的障害者福祉協会/日本てんかん協会/人間発達研究所/公益財団法人ひかり協会  
参加費、申込方法
参加費 (大会報告集・学習講座受講含む。大会報告集は年末に刊行予定です)
 全障研会員=5000円   一般=6000円  学生、障害者=2500円
申込受付は 6月1日(木)~7月23日(日)              
第57回全国総会 
第57回全国総会は、8月6日(日)16:00~18:00 オンラインで開催します。
各地のパブリックビューイング(予定) 
北海道 8月5日(土)
     全体会/札幌市
茨城  8月5日(土)
     全体会/つくば市 シャンティつくば
群馬  8月5日(土)
     全体会/前橋市 全群馬教職員組合書記局
千葉  8月5日(土)13時~18時
     フォーラムDと全体会/船橋市勤労市民センター
長野  8月5日(土)
     全体会/長野市 長野県教育会館
大阪  8月5日(土)
     全体会/大阪市 大阪障害者センター
兵庫  8月5日(土)
     全体会/神戸市 全障研兵庫支部事務所(定員8人)
高知  8月5日(土)
     全体会
ご活用ください 
オンラインでの開催は、全国どこでもインターネット接続の環境、Wi-Fi環境の条件があれば参加できます。あらかじめ通信環境はおたしかめください。スマートフォンでも可能ですが、長時間の会合ですのでできるだけPCやタブレットでの使用をお勧めします。
ZOOMなどの方法は、以下の「つなぎ方ガイド」などをご参考ください。

Zoomミーティング」つなぎ方ガイド パソコン編(PDF)
15分でわかる支部・サークル・読者会などオンライン活用のヒント(動画)

オンライン版にバージョンアップした「サークル活動の手引き」(PDF)

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